ピーコ 左眼球摘出しなければ「死ぬ」と宣告されていた

 タレントのピーコが21日、大阪・MBSの情報番組「ちちんぷいぷい」に出演。19日に舌がんを公表したタレント・堀ちえみ(52)と、19日に電話で話したことなどを明かした。電話の向こうの堀は、いつもと変わらぬ明るい様子だったという。堀は2月4日に口腔がん(舌がん)と診断され、19日に入院した後にブログで公表。22日に手術にのぞむ。

 堀とは同番組の木曜レギュラーとして共演するピーコ。1982年のデビュー当時からの友達だという。8日に別の情報番組で共演した際、楽屋でがんであることを告げられ、「ビックリしちゃって…。ステージ4だと言ってたので、私も31年前?(30年前)、(皮膚がんで)目を摘出しないと命に関わるから、と言われた時のこと思い出してね、どんなにか…。でもちえみはサラッと言うのよね…」と涙で声を震わせた。

 ピーコは1989年、皮膚がんの一種「マリグナント・メラノーマ(悪性黒色腫)」で左目を失った。眼球を支える6か所の筋肉と脳に繋がる視神経を切断して左眼球を摘出し、その後、抗がん剤治療を受けた。

 自身は医師から「そのまま(腫瘍を)温存して、脳にいったら死んじゃうから。絶対に取ってやるから」と言われ、その言葉を信じて手術を受けたことを堀に伝えたという。

 ブログでの公表後、堀に電話するとすでに入院しており、テレビ局などから、取材を申し込まれていることを伝え、コメントしてもいいのかどうかをたずねたところ、「迷惑掛けて申し訳ない」と逆に詫びていたという。「(電話の声は)すごく明るいの。やっぱり公表したことで、ちょっと気持ち的にほっとしたんじゃないか…」と再び声を震わせ、「やっぱり、頑張って、って言うしかない」とメッセージを送った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス