宝塚花組トップ明日海、稀代のプレイボーイ「男役冥利」

 宝塚歌劇団花組トップスター明日海(あすみ)りお主演の「CASANOVA」が8日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。明日海の相手役を務めるトップ娘役・仙名彩世(せんな・あやせ)の退団公演でもあり、初日から熱い舞台が繰り広げられた。

 ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」などで知られる、フランスの作曲家ドーヴ・アチア氏が全曲を手がけた話題作。明日海は1000人以上の女性と浮き名を流したカサノヴァを演じた明日海は「軽めの言葉で言うと“チャラ男”。だけど自由を求める男で、やっていて楽しい」と稀代のプレイボーイを好演。「花組自慢の個性的な娘役たちに囲まれ、男役冥利に尽きる」と笑顔を見せた。

 またヒロイン・ベアトリーチェを演じた仙名も「娘役に囲まれる明日海さんは、本当にステキ」とうっとり。「その方の相手役をさせていただき、今このときに卒業できるのは幸せ」と感謝していた。仙名は2017年、入団10年目でトップ娘役に就任。明日海からも「ふだんはホワっとしているけど、舞台はストイック」と全幅の信頼を得ていた。

 宝塚大劇場は3月11日まで。東京宝塚劇場は3月29日~4月28日。

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