NHK放送総局長 紅白成功のカギは「スピード感と広がり」

 NHKが23日、都内の同局で、定例の放送総局長会見を開いた。昨年大みそかに放送された平成最後の紅白歌合戦について、木田幸紀放送総局長は「数字だけでなく、評判をあわせても面白かった」と感想を述べた。

 平均視聴率が関東地区で41・5%(第2部)を記録し、2年ぶりに40%台に回復した。放送総局長は「全体としてスピード感と広がりの大きさの2つに特徴づけられるかな。スピード感は出演者の気持ちも大きい。3人の司会者の大変なテクニックだと思います」と好結果を振り返った。

 広がりの大きさについては、「前半のお子さんたちがでてきたEテレの番組とか」とEテレの人気キャラクターが集結した企画コーナー「夢のキッズショー~平成、その先へ~」を例に挙げ、「見ているとあっという間に進んでいくけど、一人一人の歌手のみなさんの持っている世界が非常に多種多様で色んな人に楽しんでもらえた。初めてみる人もちゃんと楽しんでもらえた」と老若男女、視聴者への届き方の「広がり」、関心を集める内容だったと手応えを説明。

 「平成最後の紅白という思いが出演者、スタッフ全員に共有されて伝わったのではないか。全体の総合力だったと思います」と分析した。

 印象的な場面は、第2部のトップバッターだったDA PUMPのほか、DA PUMPと「いいねダンス」でコラボした演歌歌手・五木ひろしを挙げていた。

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