市原悦子さん 森の中で眠る…大好きな観葉植物に囲まれ、棺も淡い緑
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12日に心不全のため亡くなった女優・市原悦子さん(享年82)の通夜が17日午後6時から都内で営まれる。祭壇は故人の意思で、大好きだった観葉植物などの鮮やかな緑で飾られた。
関係者によると、市原さんは緑が好きだったことから、「ご本人の要望で、森の中で眠っているような」イメージで祭壇がつくられ、モンステラ、万年青(おもと)などの観葉植物で囲まれた。受付や会場に飾られたモノクロの写真も緑で彩られた。14年に亡くなった夫で演出家の塩見哲さんの葬儀も、同じように緑に囲まれていたという。
棺も淡いグリーン。棺の中には、台本を読むためのメガネ、手鏡、お気に入りだった洋服などが納められた。
通夜では旧知の仲だった「ゴダイゴ」のリーダー、ミッキー吉野が追悼のピアノを演奏する予定。戒名はない。