NGTメンバーが山口真帆暴行騒動 関与していた 運営側が認める 

 アイドルグループ・NGT48が10日、新潟市のNGT48劇場で「NGT48劇場三周年記念スペシャル公演」を開催。昨年12月に男性ファンに自宅に押しかけられる被害を受けていたことが9日に明らかになった山口真帆(23)が出演した。終演後には、NGT48の運営のAKSがコメントを発表。山口の暴行事件騒動に、NGT48のメンバー1人が関わっていたことを明らかにした。

 山口の“涙の訴え”が、真実であることが明らかになった。

 山口は9日、自身のツイッターで、昨年12月に自宅でファンに暴行を受けたことを告白。8日には動画配信サイトで、涙ながらに同様の被害を訴えていた。

 実際に20代の男性ファン2人が、山口の自宅を訪れ、驚いた山口が大声を上げようとしたため、手で山口の口を押さえようとしたことで暴行容疑で逮捕。後に不起訴になり釈放された。山口はツイッターで、NGT48の他メンバーがファンに個人情報を教え、事件の手引きをしたと訴えていた(すでに削除済み)が、運営関係者は当初、警察の調べの結果を受けた上でメンバーの関与を否定していた。

 しかし一転して、この日の終演後、午後11時過ぎに「メンバーの1名が、男から道で声をかけられ、山口真帆の自宅は知らないものの、推測出来るような帰宅時間を伝えてしまったことを確認しました」と関与を認めた。

 運営側は、逮捕された2人を含め、3人の男が山口の自宅を訪れていたことを発表。「3名の男達についてはグループ内での公演、握手会、イベント等へは一切参加できない対応をしております」と、当該ファンに対して“出禁処分”としたことを報告した。

 その上で「今回このように山口真帆本人から公表する形になってしまったことは、本人やファンの皆さまへの説明や対応が不十分だった」と、山口を矢面に立たせてしまったことをファンに謝罪。「今後はこのようなことがないよう、全グループメンバーへの防犯ベルの支給、各自宅への巡回等の対策を徹底するなど、これまで以上に再発防止策を講じるとともに、メンバーとの信頼関係を築き、山口真帆をはじめ全メンバーの精神的ケアを、スタッフ一同全力で行っていく所存です」とした。

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