大みそかに生放送される「第６９回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・１５）のリハーサル２日目が３０日、東京・渋谷のＮＨＫホールで行われた。共に特別出演の北島三郎（８２）とサザンオールスターズ・桑田佳祐（６２）は、豪華な掛け合いを繰り広げた。

　組を超えた究極の大トリを務めるサザンオールスターズと、特別出演枠の北島三郎が夢コラボを果たした。

　オープニングのリハーサルで桑田佳祐と北島が顔を合わせ、あいさつ。ツーショット写真を撮るなど、仲むつまじい様子を見せた。ステージ中央にいた桑田のもとには、星野源（３７）や五木ひろし（７０）ら出演歌手が次々と訪れた。

　サザンが「希望の轍」に続いて歌う、デビュー曲「勝手にシンドバッド」が平成最後の紅白歌唱曲。大勢のサンバダンサーと全出演者に囲まれての華やかなステージとなる。

　音合わせでは「今　何時？」と繰り返すサビの掛け合いで、桑田が隣の北島に何度もマイクを向ける一幕が。最初こそ恐る恐るといった雰囲気だったが、最後には片膝をついてマイクを差し出し、北島も楽しそうな表情。北島のリハーサルでは、後方で桑田が巨大うちわを持ってステージを盛り上げていた。