misono夫・Nosuke、精巣がんによる胚細胞腫瘍 治療も手術未定

 歌手・misono(34)の夫で、4人組バンド「HighsidE」のドラマー・Nosuke(29)が、ブログで「精巣がんによる胚細胞腫瘍」で闘病していることを16日、公表した。今月4日から体調不良で活動を休止していた。

 ブログによると、11月11日に舞台の北海道公演を終え、帰京してすぐに受診。「当初は胃が少し荒れて硬直してるんだなくらいに思ってました」というが、精密検査の結果、腫瘍が判明。医師には「精巣がんによる胚細胞腫瘍が胃の下にあります。直径およそ15センチ。とても大きいです」と言われたという。今後の治療の状況や心境もブログで明かすこともつづった。

 Nosukeはこの日、デイリースポーツの取材に、病名の公表を決めた理由を「同じ状況で戦っている方の不安に寄り添えたらという思いと、精巣がん、胚細胞腫瘍をたくさんの人に認知してもらい、1人でも多くの早期発見を願い拡散していただけるようにという思い」と説明。「正直初めての大病なので不安ですが、前向きに治療していきたいです」と病と戦う決意を語った。

 今後は家族と話し合いながら治療を進める。「手術予定は未定です。抗がん剤の投薬になると思います」とNosuke。

 ブログには多くの応援が寄せられている。Nosukeは「想像していた以上にたくさんのコメントをいただいています。とても励みになっております。1人でも多くの命が救われるように、この機会にぜひ検診に行ってみてください」とデイリースポーツを通じメッセージ。病室で付きそう妻のmisonoと一緒に、同じ病で苦しむ人たちのためにも闘い、打ち勝つことを誓っていた。

 ◆胚細胞腫瘍とは 胎生期(胎児の時)の原始生殖細胞といわれる、精子や卵子になる前の未成熟な細胞から発生した悪性腫瘍の総称。生殖器(精巣・卵巣)と胸の中(縦隔)、おなかの中(後腹膜、仙骨部)、脳(松果体、神経下垂体部)などに発生しやすい。性腺(精巣や卵巣)原発と、性腺外(後腹膜、縦隔、松果体など)原発に分類される。

 10~30歳代に発生しやすく、青年期に発生する場合には男性の精巣発生が9割以上。男性の発生は年間10万人当たり1~3人程度でまれな腫瘍とされている。精巣から発生した場合、進行期によらず、まずは診断と治療のために精巣の摘除術を行うことが多い。その上で化学療法が主体となる。

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