フジテレビ系「とくダネ!」「ワイドナショー」などでコメンテーターを務める社会学者・古市憲寿氏(33)の小説「平成くん、さようなら」が第160回芥川賞の候補に決まった。日本文学振興会が17日付で発表した。
「平成くん-」は、古市氏が初めて書いた小説で、平成生まれの「平成くん」が平成の終わりとともに人生の幕引きを図るというストーリー。恋人の視線で物語が描かれている。
芥川賞には「平成くん-」など6作品が、直木賞には森見登美彦氏(39)の「熱帯」など5作品がノミネートされた。選考会は来年1月16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれる。