上沼、M-1暴言の2人に大人の対応「何にも思ってません。全然結構」

 タレントの上沼恵美子(63)が司会を務める、読売テレビ「上沼・高田のクギヅケ!」が9日放送された。上沼は審査員を務めた「M-1」についてのとろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智の暴言問題に「暴言だなんだって言ってますけど、全然結構です。興味ないです」と発言。炎上騒動収束に大人の対応を見せた。ただ審査に関しては「私は全くえこひいきしてません。間違いなく私の意見の審査」と主張した。

 上沼は番組冒頭に「ちょっと一言よろしいでしょうか」と前置き。自身がネットに疎い「アナログ女」とした上で「先週でしたかね、M1グランプリやりまして、すごいことになってるらしいんですよ」と騒動について語り始めた。

 「少しだけ言わせてもらうと、私はえこひいきしてませんし、審査は何年もやらせていただいて、真剣に審査させていただいておりますし。間違いなく私の意見の審査でございますので、どうか宜しくお願いしたいということ」と自身が真剣に出場者の漫才を審査した結果であることを強調した。

 後輩芸人である2人が大先輩に向けて暴言を吐いたことは大騒動に発展しているが、上沼は“らしい”口調で2人への思いも表明。「お二人のことは私、全く何にも思ってませんし。暴言だなんだって言ってますけど、全然結構です。悪いですけど、興味ないです」。両手を前に突き出し、うんざりした表情を浮かべながら、そう話すと、出演者からは笑いと拍手が沸き起こっていた。

 「ほんと申し訳ない」と騒動をわびて頭を下げる上沼に、共に司会を務める高田純次からは視聴者の声を代弁するように「何か、よく分かんない」とのツッコミが入ったが、上沼は「分かんないと思いますけど、よろしくお願いします。このへんで。勘弁して下さいませ」とも続け騒動集結を願った。

 昨年優勝のとろサーモン・久保田と、今年のファイナリストだったスーマラの武智は2日の「M-1」放送後に泥酔してインスタライブを配信。久保田は「自分の感情だけで審査せんといて」、武智も「オバハンにはみんなウンザリ」などと暴言を吐いていた。

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