名取裕子「母親」 杉田かおるも涙 赤木春恵さん通夜で思い出語る

 先月29日に心不全のために94歳で亡くなった女優の赤木春恵(あかぎ・はるえ、本名小田章子=おだ・あやこ)さんの通夜が3日、東京・築地本願寺和田堀廟所で営まれた。俳優・武田鉄矢(69)、女優・名取裕子(61)ら友人、関係者ら約700人が参列。葬儀・告別式は4日、同所にて営まれる。

 女優の名取裕子と杉田かおる(54)は涙ながらに、赤木さんとの思い出を語った。初主演した77年のTBSドラマ「おゆき」での共演以来、親交があった名取は「実母を14歳のとき亡くしていて、不びんに思ってくださって母親のようだった」と回想。「『私も若い女優さんを包んであげる女優になりたい。自分がしていただいたことを返したい』と言って、ママにお別れしてきた」と話した。

 一方の杉田は「3年B組金八先生」で15歳の母を演じた際、校長役の赤木さんから「『15歳でこんな大役をやるなんて幸せなのよ』と励まされた」と目を真っ赤にして感謝した。

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