杉田かおる 金八先生「15歳の母」を振り返り感謝と涙…赤木春恵さん通夜

 先月29日に心不全のために亡くなった女優の赤木春恵(あかぎ・はるえ、本名小田章子=おだ・あやこ、享年94)さんの通夜が3日、東京・築地本願寺和田堀廟所で営まれた。女優の名取裕子(61)と杉田かおる(54)が号泣しながら、赤木さんとの思い出を語った。

 目を真っ赤にした杉田は1974年の日本テレビ系ドラマ「水もれ甲介」の後、TBS系「3年B組金八先生」で共演。「15歳の母」という難役に挑んだ際、校長役の赤木さんから「『私は16歳で女優になって、ここに来るまで何十年かかった。あなたは15歳でこんな大役をやるなんて幸せなのよ』と励まされた。不安の中、いつも包んでくれた」と感謝した。

 女優としての赤木さんを「(何でもできる)すごいプレーヤー」と表現し、「そういう大先輩と共演して、女優ってすごいと思えた」と思いを口にした。

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