「そだねー」が新語・流行語大賞の年間大賞 トップテンにおっさんずラブなど

 「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が3日、発表され、2月の平昌五輪で女子カーリング日本代表が用いて話題になった「そだねー」が年間大賞に輝いた。トップテンには、テレビ朝日系ドラマで人気となった「おっさんずラブ」や、「奈良判定」などが入った。

 「そだねー」は選手同士で作戦を立てることが重要なカーリング競技において、お互いの意見を出し合った時に、相手の意見を真っ向からは否定せず、「そだねー」と同意しながら最もよいと思われる作戦を導き出す時に用いられた。銅メダルを獲得したこともあいまって、五輪開催中は日常会話でも用いる人が見られた。日本女子代表として出場したチーム「ロコ・ソラーレ」が受賞者になった。

 選考理由でも「研ぎ澄まされた頭脳と技術で削り合う攻防戦のなか、選手の間でいったいどれほど緊迫した議論が交わされているのだろうと耳を傾けると、聞こえてくるのは『そだねー』の声。休憩時間には高校生のピクニックともみまごう円になっておやつを食べる『もぐもぐタイム』。このことばが日本に温かな風を吹き込んだ」と評価された。

 また、選評では現代を「不寛容な時代といわれSNSでの反応を過剰に気にして疲弊する昨今」とした表現した上で、「のんびりとしたやりとりはほっとするひと時をもたらしてくれた」と「そだねー」が持つ温かみに注目していた。

 またトップテンには、NHKの人気バラエティー「チコちゃんに叱られる!」の決めぜりふ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」も選ばれた。

 ▽トップテン eスポーツ、(大迫)半端ないって、おっさんずラブ、ご飯論法、災害級の暑さ、スーパーボランティア、奈良判定、ボーっと生きてんじゃねーよ!、#MeToo

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