松山千春 猛暑で7月の公演を中止にしたことを謝罪…ツアー初日でファンに

コンサートツアー2018「ことば」東京公演初日を行った松山千春=東京国際フォーラム
コンサートツアー2018「ことば」東京公演初日を行った松山千春=東京国際フォーラム
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 シンガー・ソングライターの松山千春(62)が13日、東京国際フォーラムAでコンサートツアー2018「ことば」の東京公演初日を行った。

 松山はオープニングの「On the Radio」が終わると、東京の猛暑などを考慮し、7月16日に予定していた日比谷野外音楽堂公演を中止にしたことをまずわびた。さらに9月6日に起きた北海道での大地震に札幌の自宅で遭遇した経験を「断水して、停電して大変だった」と明かし、ファン5000人に「東京で歌える。(私は)幸せ者です」と感謝した。

 また、松山は2曲目の「涙涙」が終わると「あちこちのイベンターから席は満席だといわれているが、そんなことは気にしていません。後ろが空いていても、2階に誰がいなくても歌うのがフォークシンガー!」と観客が少なくライブをドタキャンした沢田研二(70)をとの違いを訴えた。

 松山は地震にあった9月6日の自宅の模様も披露。「午前3時8分だったでしょう。女房から『お父さん、どうする』って聞かれたんで『寝る』って言って寝直したけど、翌朝ひどかった。テレビはつかない。あらゆる電気が停電。北海道全部290万戸ですから。懐中電灯の中で(家族)3人で話すしかなかった。天井にライトがあっているのを見て、新しい宗教かと思ったりしたよ。なってみないとあの異様さは分からない」としみじみと振り返った。

 ライブでは、代表曲「季節の中で」、「銀の雨」、「大空と大地の中で」、10月17日にリリースした新曲「ことば」などアンコールを含む全16曲を披露した。

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