鈴木亮平、笑顔で西郷どん撮了 ろっ骨「おそらく、ひび」治療せずに乗り切った

 俳優の鈴木亮平(35)が29日、都内で、主演するNHK大河ドラマ「西郷どん」(総合、日曜、後8・00)クランクアップ報告会に出席した。昨年7月から1年3カ月に渡って行われた撮影を、26日に関東近郊ロケで終え、「生ききった」と感無量。一部では、ろっ骨骨折の疑いを報じられたが、「おそらく、ひび」と治療せずに乗り切る豪快エピソードも披露し、大河再登板に意欲を見せた。撮了後にペン習字を始めたことを明かし、南アフリカ旅行も熱望した。

 1年3カ月に及ぶ撮影の終了から3日、大河を完走した鈴木が晴れやかな笑顔でクランクアップを報告した。

 最後の撮影は今月26日、関東近郊で行われた。明治10年9月24日、政府軍による城山総攻撃の末、西郷が最期を迎えるシーンだった。最終回(第47回)となる12月16日放送分を撮り終えた瞬間は、「(西郷の人生を)生ききった。すがすがしい感じでしたね」と感涙や“西郷どんロス”はなし。ただ、25日に撮影を終えていた大久保利通役の瑛太(35)らが駆けつけていたことには、「ぐっときましたね」と絆に胸を熱くした。

 大役は心身ともに負担は大きかった。「体調を崩すと代わりがいないプレッシャーがあった。ずっと、どっかはケガしているんですよね」。一部では、島津斉彬役の渡辺謙(59)との相撲シーンでろっ骨を骨折した疑いを報じられた。「ひびじゃないかと言われましたけど、ろっ骨は昔やっていて病院で何もしてくれなかったのを覚えているので、無視してました」と笑い飛ばした。

 今作を通じて人間的に成長できたといい、「大河は素晴らしい。また戻ってきたい。今度は『麒麟がくる』の次くらいに」と2021年の再登板を冗談交じりに希望するなど、元気に先を見据えた。

 撮影終了翌日には「現代に転生した」といい、「字が汚い」というコンプレックス克服へ、ペン習字講座に入った。世界遺産検定1級を持つ35歳は、「南アフリカのケープタウンはすてき」と世界屈指の美しい港町などで羽を伸ばすことを望んでいた。

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