新京都・南座が初公開 11月1日から吉例顔見世興行

 耐震改修工事を終えて11月に再開場する京都・南座で22日、内部が初公開された。リニューアルされた南座では、11月1日から「吉例顔見世(きちれいかおみせ)興行」が始まる。松竹によると、桃山風の外観は維持し、屋根の軽量化などを実施。舞台空間は従来のままとした一方、新たに観客用のエレベーターを設けてバリアフリー対応を進め、照明を発光ダイオード(LED)にした。1929(昭和4)年に建てられた現在の南座は国の登録有形文化財だが、16年2月から工事のため閉館していた。

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