岡田准一が「白い巨塔」財前に 父親初仕事は初の医師役「徹底的に演じ切りたい」

 V6の岡田准一(37)がテレビ朝日開局60周年記念5夜連続大型特別ドラマ「白い巨塔」(来年放送)に主演し、主人公・財前五郎役を演じることが17日、分かった。ドラマは1965年に刊行され、映画やドラマにもなった作家・山崎豊子さんの長編小説が原作。岡田版は設定を2019年に置き換える。女優・宮崎あおい(32)との間に第1子男児が誕生したばかりの岡田にとっては、医師役は初挑戦。18年ぶりの同局主演ドラマで新境地を開拓する。

 父親になったばかりの岡田が、山崎豊子作品初挑戦で名作中の名作、「白い巨塔」に挑む。

 原作は1965年に刊行、発行部数累計600万部を突破した名作だ。66年の田宮二郎さんの主演映画を皮切りに何度も映像化されヒット。03~04年に放送された俳優・唐沢寿明(55)主演のフジテレビ系ドラマの最終回は、平均視聴率32・1%を記録した。

 今回は舞台を現代に置き換え、現代医療ならではの新しい世界を構築。浪速大学医学部第一外科・准教授で“腹腔鏡のスペシャリスト”財前五郎(岡田)が第一外科・教授の座に向かい、なりふり構わず邁進する姿を描く。

 強烈なキャラクターを演じられる現代の役者として指名を受けた岡田は、「やるからにはこの難役を徹底的に演じ切りたい」と快諾した。「『白い巨塔』は誰もが知る名作。財前は医師として、この“白い巨塔”を登っていこうとあがき、もがく男。『やるからには財前五郎を味わい尽くそう』という気持ちで、監督を信じてついていきたい」。今作を手がける鶴橋康夫監督らと最高傑作の人間ドラマ完成を誓った。

 今月から始まった撮影前には関係者の話を聞き、医療映像を見て初の医師役と向き合った。撮影は来年1月まで続く。今回の現場が父親としての初演技となり、「現場はとても楽しい。みんなでエネルギーをぶつけて『白い巨塔』と戦っていますので、ぜひ出来上がりを期待して」と手応えは十分。岡田版『白い巨塔』に自信をのぞかせている。

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