お笑いタレントの上沼恵美子が１６日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」に出演し、女優・三田佳子の次男が１８歳の時に逮捕された際に生放送で三田や次男を説教したことを明かした。三田はハンカチで涙をぬぐったという。

　番組では三田の次男・高橋祐也容疑者が１２日に覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで４度目の逮捕となったことを話し合った。上沼は、祐也容疑者が１８歳の時に同法違反で逮捕された時のこととして、三田とテレビ番組で対談したことがあったと振り返った。

　上沼は「２人で対談させてもらった時に申し上げました。ちょっと甘いと言いました。大女優に言いにくかったけど、立場同じやったからね。息子がいて」と述べた。「けとばさなあかん時はあるんですよ」と親としてきつく接するべき時はあるとし、「何にもしてあげられなかった、お芝居しかしなかった」などと自分自身を責めるのは良くないと同じ母親として伝えたという。

　対談番組は全国ネットの生放送だったそうで、上沼は当時、カメラを向いて「ねえ、祐也君」と語りかけたそうで、「祐也君、日本一のお母さんをおとしめたのはあなたのせいだ」と説教したという。

　すると隣で聞いていた三田がハンカチを取り出して涙をぬぐい、「上沼さん。そんなに祐也のことを言わないであげて」と息子をかばった。上沼は「三田さん、それやからあかん」と甘すぎることを繰り返し指摘したとしている。