加山雄三 ビートルズとのすき焼き秘話「すき焼き屋さんのセガレさんですよね」

 歌手の加山雄三(81)が12日未明放送のテレビ東京系「チマタの噺」に出演し、1966年にザ・ビートルズが唯一の来日を果たした際、一緒にすき焼きを食べた時の秘話を明かした。

 ビートルズは日本武道館で行われたコンサートの時以外、ほぼ宿舎である東京ヒルトンホテル(現ザ・キャピトルホテル東急)に缶詰め状態で、加山も同ホテルにビートルズを訪ねていった。

 加山がビートルズに「何が食べたい?」と聞いたら「すき焼きがいい」と答えたため、すき焼きを届けさせたが、ビートルズ側は「ボーイさんたちとか皆出てけって言うんだよね」と人払いを要求。

 「すき焼きは誰が作るの?」と困惑する加山に、ボーイは「加山さん、よろしくお願い申し上げます。加山さん、すき焼き屋さんのセガレさんですよね?」と依頼した。

 加山がすき焼き店の息子なのは映画「若大将」シリーズでの設定で、実際には父の上原謙、母の小桜葉子ともに映画スター。「俺はねえ、アレは映画の中だけだよ」とぼやきつつも「知っとるけどね、やるよやるよ」と、すき焼きを振る舞った。

 「そこでやったのがね、彼らはすごい感動したみたいなんですよ。印象にようく残ったもんだから、一昨年だな、日本に来たじゃないですか、ポールが。『会いたい』って言ったら会わせてくれて、会った時にその時撮った写真を見せたんですよ。『覚えてるか?』って言ったら『覚えてる覚えてる』って」と、その時の経験がポール・マッカートニー(76)と旧交を温めることにつながったことを説明。

 「食い物はやっぱりいいですよね。忘れない」と、食べ物の効用を強調していた。

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