坂上忍、フジで4本目レギュラー 編成部長「躊躇はありませんでした」

 フジテレビが3日、都内の同局で10月改編の記者会見を行った。金曜午後7時からは俳優の坂上忍がフジテレビでは4本目となるレギュラー番組「坂上どうぶつ王国」をスタートさせる。

 坂上は「バイキング」、「ダウンタウンなう」、「直撃!シンソウ坂上」に続くレギュラー番組で、フジテレビに出ずっぱりの状態となる。この点について斎藤翼編成部長は十分承知しているようで、冒頭の挨拶から「坂上さんの番組が、さらに増えると思われる方もいらっしゃると思います」と切り出した。

 なぜ坂上か、という疑問には「動物王国を実際につくる」という夢・企画を「坂上さんから聞いた」ことから、決断したと説明。坂上の番組が4本目となることには「まったく躊躇はありませんでした」と振り返った。

 出演者にはスペシャルレギュラーとして女優の片平なぎさが起用されるほか、サンドウィッチマン、野性爆弾くっきーと、King&Princeの高橋海人が登場すると発表された。

 他の番組では舌鋒鋭く話題に切り込む坂上は「この番組だけは唯一、穏やかな気持ちでやりたいと思っています」とのコメントを寄せた。「ご家族みんなで楽しく見られる番組にしていきたい」とした。

 番組担当者は「ムツゴロウ王国のような新しい楽園をつくりたい」とかつての人気番組、畑正憲氏出演の「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」を意識した発言もあった。動物王国を「いちから作っていこうと。その過程もドキュメントとしてお見せしていこうと」ともしており、意気込みをうかがわせる。坂上は第二のムツゴロウさんになれるか。

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