RIZIN 平本戦の実況アナが異例の謝罪「進退伺い案件です」「思い込みで言葉に」判定物議に元王者は冷静に分析「前のルールならダウトベックだったと思う」
元フジテレビでフリーの長坂哲夫アナウンサーが11日、自身のXを更新。前日の「超RIZIN.5」(京セラドーム大阪)での実況について謝罪した。
長坂アナは「平本蓮さま」と切り出し、「実況担当させていただいた長坂です。試合後、判定前に大変失礼な実況をしてしまい本当に申し訳ありませんでした。判定基準を理解しておらず反省しています」と、メッセージをつづった。
長坂アナは2年ぶりのMMA復帰戦となった平本蓮と、11連勝中だったカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)の試合を実況。試合終了直後、リング上で座り涙する平本の様子に「平本連の2年ぶりのリングでの試合後の表情です。勝ちたかったでしょう。決めたかったでしょう。でも思いは京セラドーム、そしてペーパービューで視聴しているファンに届いたと思います」などと伝えた。
ただ、判定の結果は2-1で平本が僅差の勝利。長坂アナは「涙を見て思い込みで言葉にした自分を恥じています。進退伺い案件です。何より平本蓮選手に対して失礼ですし、お詫びしたいです」ともつづった。
判定の結果にはファンや現役の格闘家からもさまざまな声が上がり、当事者のダウトベックは「平本は試合後、しゃがみこんで泣いていた。彼は自分は負けたと思っていたはず。どうしてああいう結果になったのか審判に聞いてみたい」と不満を隠さなかった。
一方、平本は「(試合映像を)見返したが、2、3(ラウンド)は取れていた。判定をゴチャゴチャいう人はUFCを見ましょう。時代は打撃なので」と強調。初回にパンチを被弾した際にグラついて後退するシーンがあっただけに、「1ラウンドで取る人によっては10-8取るのかなと。ただ、(採点は)ラウンドマストなので、2、3は取っているから大丈夫だとセコンドに言われた。客観視してくれてよかった」と振り返った。
元RIZINフェザー級王者で、両選手と対戦経験のある鈴木千裕は自身のYouTubeチャンネルでこの一戦について言及。「採点の基準がちょっと変わったじゃない?ルールも変わった。総ダメージで取るなら、前のルールならダウトベックだったと思う。今回のルールで最後の3ラウンドは平本が取ったなら、ラウンドマストになっているなら(平本の勝ち)。総ダメージじゃないじゃん?ちゃんとルール見た方がいいよね」と冷静に分析した。
今大会はけがで欠場した鈴木。判定結果に疑問の声が上がっていることに、「俺はKOするから関係ねえよ(笑)。他人に自分の勝敗任せている時点で死んでんだよ。レフェリーが決めることだからしょうがないじゃん。多少の抗議はあるかもしれないけど。判定まで行く前に勝利しないといけない。それができるためにもっと力つけて頭使って」などと語った。
