平井堅のマンハッタンでの“凱旋唱” 現地在住の大江千里も“来店”

 歌手・平井堅(46)が28日(日本時間29日)、米ニューヨークで、音楽とお酒を楽しむコンセプトライブ「Ken’s Bar」の20周年記念特別公演を行った。8年ぶり3度目の海外単独ステージは、かつて暮らしていたマンハッタンでの“凱旋唱”。アコースティックアレンジのヒット曲「瞳をとじて」など18曲で、超満員の500人を酔わせた。

 公演には現地在住のシンガー・ソングライターで、ジャズピアニストとして活躍する大江千里(57)が、プライベートで訪れた。

 14年の平井のアルバムに、代表曲「even if」のインストゥルメンタルバージョンを提供した仲。ライブを見るのは初めてだというが「彼は愛に頓着して(曲を)書いてきているし、ファンと向き合ってるからこそリアリティーにつながって、客席のきれいな笑顔につながるんでしょうね」と納得顔だ。

 ミュージシャン目線で「原曲のフォルムにこだわって、絶対にリズムを変えないのがすごい。100年変わらない伝統芸能のよう。(日本舞踊の)花柳流じゃないけど平井堅流は国宝級ですよ」と絶賛。「ストイックさを思い起こさせてもらいました」と、刺激を受けていた。

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