日本テレビ系「２４時間テレビ４１　愛は地球を救う」が２５日午後６時半から放送を開始した。番組史上初のトライアスロンに挑む、お笑いコンビ・ＡＮＺＥＮ漫才のみやぞん（３３）は、放送開始に先駆け、正午過ぎからスタートした。エールを送るため、ウッチャンナンチャンの内村光良（５４）、タレント・千秋（４６）、キャイ～ンのウド鈴木（４８）による３人組音楽ユニット「ポケットビスケッツ」が１８年ぶりに一夜限りの復活。約２０年ぶりの日本武道館で２曲を届けた。

　９０年代後半に活躍した伝説の３人組「ポケットビスケッツ」が１８年ぶりに帰ってきた。

　午後９時過ぎ、最後の種目・ランに向かうみやぞんにエールを送るために登場。ミリオンヒット曲「ＹＥＬＬＯＷ　ＹＥＬＬＯＷ　ＨＡＰＰＹ」を歌い、メンバーが「お久しぶりです」とあいさつした。視聴率２０％超を記録した９７年１２月末のライブ以来、約２０年ぶりに日本武道館へ返り咲いた。

　“ポケビ”の愛称で親しまれた３人組は９６年から０２年まで放送された同局系バラエティー「ウッチャンナンチャンのウリナリ！！」から誕生した。９６年のデビューから約５年の活動でシングル６枚を発売し、計５００万枚を売り上げた。内村の相方・南原清隆（５３）らが結成した３人組「ブラックビスケッツ」との対決路線で人気となり、９８年にはＮＨＫ紅白歌合戦に２組で出場した“伝説のアーティスト”だ。

　今回は、みやぞんが出演する同局系「世界の果てまでイッテＱ！」で内村が司会を務めている縁から、一夜限りの復活が実現した。３人はリハーサル３回と自宅練習を重ね本番へ。「ＹＥＬＬＯＷ－」を歌唱後に、内村がカウントダウンを行い、みやぞんのスタート後は「ＰＯＷＥＲ」の熱唱で背中を押した。

　歌唱後に内村は「楽しかった。千秋の歌は変わってないのがすごい。懐かしい感じがした」と振り返った。スペシャルサポーターの南原は「何で連絡くれなかったの。驚いたよ」と語り、久々のウンナン“ツーショット”を披露していた。