芳根京子 完成披露で感涙「命をかけて撮影」 土屋太鳳とハグ

映画「累」完成披露試写会に登場した芳根京子(左)、土屋太鳳=東京・内幸町のイイノホール(撮影・堀内翔)
映画「累」への思いを語り号泣する芳根京子=都内
映画「累」完成披露試写会に登場した(左から)佐藤祐市監督、檀れい、芳根京子、土屋太鳳、横山裕、浅野忠信=東京・内幸町のイイノホール(撮影・堀内翔)
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 女優・土屋太鳳(23)と芳根京子(21)が22日、都内で行われたダブル主演映画「累(かさね)」(9月7日公開)の完成披露試写会に登壇した。芳根はあいさつから感極まり、「1年前に撮影して、太鳳ちゃんと手をつなぎながら、身を削りながら、命をかけて撮影させていただきました」と涙を流すと、土屋とハグ。「泣いてごめんなさい」と客席に謝罪した。

 言葉に詰まる芳根の手を取って励まし続けた土屋は、浅野忠信(44)のアドバイスで役作りのためのノートを芳根と共有したことを明かした。

 土屋は「一人二役、二人一役が本当に難しくて浅野さんに相談したら、すごく楽しそうに『こんな面白い役はないよ』っておっしゃって。『2人で累とニナのノートを作りなよ。演技プランを立てなよ』って。言われた瞬間、コンビニに行って、大学ノートを買って『累とニナのノート』を作りました。それが大きかったので感謝してます」と話した。司会のフジテレビ・生野陽子アナウンサー(34)から「いろいろ書き込んでるのでは」と聞かれ、芳根が「2ページくらい」と明かすと、意外な少なさに会場がざわついたが、芳根は「その2ページがものすごく(大切)」と声を大にした。

 映画は、醜い容姿に劣等感を抱きながらも天才的な演技力を持つ累(芳根)と、圧倒的に美しい容姿を持ちながら女優として芽が出ないニナ(土屋)の物語で、禁断の口紅をつけてキスをすると顔が入れ替わる設定。

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