RAMPAGE EXILE一族初の全国制覇 16人全員で完走 仲間の絆確認

 EXILE TRIBEの16人組ダンス&ボーカルユニット・THE RAMPAGEが17日、グランキューブ大阪で、初の単独ツアーの最終日を迎えた。

 昨年12月から47都道府県で58公演を行い、デビュー2年目ながら一族で初となる全国制覇を達成。計12万人のファンを魅了した。ボーカルの川村壱馬(21)は「100%のおもてなしで1回1回を大事にやって、いいツアーになりました」と達成感を漂わせた。

 EXILE、三代目J Soul Brothers、GENERATIONSに次ぐ“四男坊”が、9カ月に及んだ長旅を締めくくった。ゴールは大阪。地元凱旋にもなった川村は、両親も駆けつけた客席を「皆さん、暴れる準備はできてますか!?オーサカー、エブリバディー!!」とあおり、オープニングから熱狂させた。

 夢の全国制覇だった。デビュー前の2016年春、武者修行としてフリーライブで47都道府県を回った。大所帯ユニットのため、3チームに分かれての行脚を余儀なくされたことで、ひとつの思いが胸に芽生えた。いつかは全員で-。

 当初10公演のみが予定されていた初ツアーだったが、反響の大きさから追加公演が重なり、規模が拡大した。6月にはトリプルボーカルの一人、吉野北人(21)の声が出にくくなるアクシデントが発生したが、歌唱パートを変えるなどして対応。誰も欠けることなく16人そろって完走し、吉野は「ボーカル2人のありがたみを実感し、パフォーマーの強い力も感じられました」と絆をかみしめた。

 ステージではデビュー曲「Lightning」から新曲「HARD HIT」まで23曲を、パワフルに、フレッシュに繰り出した。一族の中でもGENERATIONSと共に、「Jr.EXILE世代」と呼ばれるRAMPAGE。兄貴分はドームやアリーナを主戦場としているだけに、ホールツアーを終えたリーダーのLIKIYA(27)は、「速いスピードで成長を重ねていきたい」と次のステップを見すえていた。

 9月12日に初アルバム「THE RAMPAGE」の発売を控えるが、この日はツアーファイナルの特別演出として、収録曲「LA FIESTA」をファンの前で初披露した。

 「暴れ回る」を意味するグループ名を、そのまま用いた同アルバム。陣(24)は「名刺代わりとして胸を張れる1枚にすることができました。このアルバムを引っさげて、新しいステージに上れると思う」と自信をみなぎらせていた。

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