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TOKYO MX 「ニュース女子」の沖縄基地反対運動特集で謝罪

 TOKYO MXは10日、2017年1月2、9日に放送した「ニュース女子」の「沖縄基地反対運動特集」について公式サイトで見解を発表し、謝罪した。

 同特集は17年12月、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会から「重大な放送倫理違反がある」との委員会決定(意見)を受け、今年3月にはBPOの放送人権委員会から「人権侵害があった」との委員会決定(勧告)を受けている。

 MXは「見解」で、同番組を「当社が制作した番組ではなく、他社が制作した番組を当社で放送する、いわゆる『持ち込み番組』」としつつ、「当社で放送する以上、放送法や放送基準等に従った内容であるか否かを当社が確認しなければなりません。当社では、放送前に本番組を視聴し、内容の確認(考査)を行いましたが、その際に問題ないと判断し、そのまま放送しました」と、放送に至った経緯を説明。主な反省点を次の通り挙げた。

 (1)沖縄県における基地反対運動に携わる方は多岐にわたるにもかかわらず、平和的に基地反対運動を行う方々までも包括して過激で暴力的な運動を行っているかのような印象を与える部分など、視聴者に誤解を招く内容を含む部分について改稿の要請を行わなかった点 (2)事実関係について一部に裏付けが不十分な箇所があり、番組の性格や種別に関係なく、放送局として、制作会社への再確認など、裏付けに向けた努力を尽くさなかった点(3)過激な反対運動と結び付ける形で、国籍や民族を明示してNPO団体共同代表の辛淑玉氏の名前を挙げるなど、人種や民族を取り扱う際の配慮を欠き、同氏に多大なる苦痛を与えた点(4)放送用のテロップ等が挿入されたいわゆる「完パケチェック」を、時事ネタを冷めないうちに放送するために組まれた放送までのスケジュールを優先し、省略した点

 その上で、「当社としては、米軍基地反対運動であっても、違法行為を是認するものではありませんが、沖縄県民をはじめとする米軍基地反対運動に平和裏に参加する方々に上記のような誤解を生じさせたこと、及び人種や民族を取り扱う際に必要な配慮を欠き、辛淑玉氏の名誉を毀損し、多大な苦痛を与えたことに対し、心よりお詫びを申し上げます」と謝罪している。

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