内田有紀、声優泣き声シーンで悪戦苦闘 手で鼻押さえ「無理やり出した」

 女優の内田有紀(42)とブラックマヨネーズの小杉隆一(45)が8日、日本語吹き替え版の声優を務めた映画「アントマン&ワスプ」(8月31日公開)のイベントに参加した。2人は2015年の前作「アントマン」に続く出演。内田は頼りないヒーローのアントマンと、身長1・5センチのコンビを組むことになった最強ヒロイン・ワスプを演じ、ルイス役の小杉は前回のアントマンの泥棒仲間から警備会社社長へ『出世』した。

 内田は感動的なシーンでの泣く声や鼻をすすることが難しかったと告白。「鼻をかんだ後だったんで、ズルズルって音がしなかった。(手で押さえて)鼻を詰まらせて無理やり(音を)出したり」と振り返り、「アクションシーンの殴られた感じの『ウッ』が欲しいと言われたら、こうやったり」と自分で腹部を殴打する仕草を披露。小杉に対しても「関西弁を標準語にするのが大変だったと思う」と気づかった。

 小杉は米国国歌の替え歌で、内田の最強ヒロイン就任を祝福。「♪内田さんのワスプはとても最高!ワスプ役は内田さんしかいない…」などと歌い上げると、内田は「泣きそうになりました。感動した」と大喜びした。

 「バディ診断」では、「もし変身できるならアリ?ハチ?」の質問が。アリを選んだ小杉が「落ちてるアイスをなめられる」と話すと、内田は「それダメ。前回よりおなかが出てる」と太りすぎを心配する場面があった。

 また、小杉は劇中でルイスが空気を読まずに発する「WHAT’S UP」を連発した。「うめだ花月出身なんで声は出る方」と胸を張り、「公開までに、はやらせたい」と気合満々。アントマン役のポール・ラッドから自身の持ちギャグ「ヒーハー」入りのビデオメッセージが届くと、「え?すごいなあ」と感激していた。

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