実業家の堀江貴文氏(45)が設立した北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は30日午前5時半ごろ、自社開発した小型ロケットMOMO(モモ)2号機を同町の実験場から打ち上げたが、直後に機体は推進力を失い、そのまま下部から落下して爆発、炎上した。けが人はいなかった。
稲川貴大社長は会見し、「メインエンジンに何らかのトラブルが起きた」との見方を示した。昨年7月の1号機に続いての失敗。次の打ち上げは決まっていないが、会見に同席した堀江氏は「これまでになかった失敗だ。次の3号機を打ち上げるためにバックアップ態勢を強化したい」と語った。