エレカシ・宮本 デビュー時は観客に「バカ!」 高圧異様ライブ「井の中の蛙でした」

 ロックバンド・エレファントカシマシの宮本浩次(52)が、17日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(日曜、午後9・00)に出演。1988年にデビューした当初、ファンに高圧的な異質のライブスタイルを強いた結果、ファンが離れる挫折を味わったことを回顧した。

 今では柔和でハイテンションなトークが持ち味だが、番組ではデビュー当時、ライブで観客の歓声に「うるせえなあ!ばか!この野郎」と怒っている映像が流れた。聞いて欲しい気持ちが前に行きすぎて、ファンに対して高圧的になり、「手拍子禁止」「立って拳の突き上げ禁止」「一緒に歌うのも禁止」と、咳払いすら許さない異質のライブスタイルだったと紹介された。

 宮本は「トイレにも行けない。微動だにしない。想像を絶する雰囲気のコンサートでした」と振り返った。

 やがてそれはファンを遠ざけ、売り上げが伸びず、デビューから6年後にレコード会社との契約が打ち切られ無収入に。宮本は当時、電車の中で「この車両の中で、働いていないのは俺だけじゃないか」と落ち込んだという。

 しかし、後輩バンドが売れていることに悔しさを感じながら、自分の才能を信じて活動した結果、2年後に新たなレコード会社と契約でき、軌道に乗ったという。宮本は「デビュー当時は仲間でやってて、井の中の蛙でしたね。わがままでした」と回顧していた。

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