堅実司会の押阪忍、息子はDJだった 「不良っぽい」と反対もようやく認め…
1970年代に「ベルトクイズQ&Q」などの司会で名を馳せたフリーアナウンサーの押阪忍と妻の栗原アヤ子が4日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。息子のDJ OSSHYとテレビ初共演を果たした。
堅実な司会振りが特徴の押阪の息子がDJだったことに、黒柳も驚き。OSSHYは「緊張ですね」と両親との初共演に額に汗をにじませながら番組途中から登場した。
OSSHYからDJをやると聞かされた押阪は「反対でした。当時DJは帽子を(斜めに)被って、たばこ加えて、参加している男女が不良っぽいというイメージ。昭和ですから、そういうイメージがぬぐえなかった」と振り返るが、OSSHYが親子で楽しめる“三世代ディスコ”などの企画を実現させていることを知りようやくDJ業を「認めました」とコメント。OSSHYも「この数年でようやく口をきいてくれました」と笑顔を見せた。
平昌五輪閉会式では、DJが会場を盛り上げたシーンもあったことから、押阪も「DJはワールドワイドなんだと。東京五輪では選手の方も応援の方も世界からいらっしゃる。終わった後にちょっと楽しみたいときにディスコに行きたいと、そういう意味で流行ってくれという気持ちもあります」と息子の活動を全面応援。
OSSHYはこれまで、押阪の息子であることは隠して活動していたが、昨年、高齢者や認知症患者のためのDJイベントを企画した際に、80代、90代の参加者もいたことから「自分の自己紹介をするときに両親の名前を初めて出しました。それでいきなり会場が沸いた」と、両親効果で参加者の心をつかみ、イベントを進行したという。
音楽やダンスで高齢者、認知症患者に刺激を与える試みに、黒柳も「いいお仕事ですよね」と語っていた。