徳光和夫、西城秀樹さんの3人の子供たちの決断に涙

 16日に急性心不全のために亡くなった歌手の西城秀樹(本名木本龍雄=きもと・たつお)さん(享年63)の葬儀・告別式が26日、東京・青山葬儀所で営まれた。郷ひろみ(62)、野口五郎(62)ら仕事仲間や関係者、ファン合わせて1万人以上が参列。献花するファンの列は約1キロにまで伸びた。出棺時にはファン、関係者が一体となって代表曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」の大合唱で、天国へと送り出した。

 フリーアナウンサーの徳光和夫(77)が葬儀の司会を務めた。2001年の西城さんの結婚披露宴でも司会を担当。喪主の美紀さんの意向で西城さんを送り出し「晩年は話すのにご苦労されて、顔もゆがまれていたが、それがなくなって、20歳は若返っていた。何かをなしえた顔でした」と対面した際の様子を明かした。

 西城さんが意識を失って救急搬送され、延命措置を取るかどうかを大人たちが迷っているときに、3人の子供たちが「パパは本当に頑張ってきたんだから、休ませてあげよう」と決断したことも告白。「いいお子さんだなと感じましたね」と目を潤ませた。

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