安室奈美恵 涙の県民栄誉賞 沖縄愛あふれ感極まる「とてもうれしく思います」

 9月16日をもって引退する歌手の安室奈美恵(40)が23日、出身地の沖縄県から県民栄誉賞に選ばれ、沖縄県庁で授与式に出席した。県民に大きな夢と感動を与えたとして、デビュー四半世紀の功績を故郷から評価された安室は、「名誉ある賞をいただき、とてもうれしく思っています」と誇らしげ。「沖縄は、帰ってくる度に初心に戻してくれる場所。1人でも多くの方たちに興味を持ってもらい、好きになってもらえたら良いと思います」と郷土愛をあふれさせ、式典中には感極まって何度も涙ぐんだ。

 同県は昨年9月に安室が引退発表した直後から授与を検討。翁長雄志知事(67)が「多数輩出されている沖縄出身の歌手やタレントの草分け的存在」と評した安室が、6例目の受賞となった。過去には1999年、春の甲子園を県勢で初めて制した沖縄尚学高校野球部を皮切りに、元プロゴルファー・宮里藍さん(32)らに与えられている。

 安室は14歳でデビューするまで沖縄で暮らし、2000年の沖縄サミットではテーマソング「NEVER END」を歌った。12年に沖縄・宜野湾市で野外ライブを計画していたが、台風の影響で直前で中止に。昨年9月16、17日に同じ会場でがい旋ライブを実現させ、デビュー25周年の節目を地元で祝った。

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