猪狩ともか、救命救急士の実父が無念の思い「辛かった…」

 強風で倒れた看板の下敷きとなり車椅子生活を余儀なくされた地下アイドル・仮面女子の猪狩ともかの父親が8日、フジテレビ系「とくダネ!」のインタビューに応じ、涙ながらに「辛かった」と娘の両足が動かなくなってしまったことへの無念の思いをにじませた。

 番組では、7日に脊髄損傷で両下肢麻痺となった猪狩について特集。本人の電話取材や、事故当日の状況などを伝えた。その中でインタビューに応じたのが猪狩の父。「うちの娘は本当にアイドルが大好きで、なかなか昇格できない時期があって普通ならそこで辞めちゃうんですけど、の娘はそれを諦めないで昇格するまでずっと頑張ってたんですね」と涙ながらに振り返った。

 父は救命救急士として働いていたこともあり、事故直後に医師から負傷個所の画像を見せられた時点で状況の深刻さを把握していた。「画像を見た瞬間、がく然としてしまいました。目の前が真っ暗、当然、脊髄損傷だと言えばああ、ダメだなと直ぐに分かった」。もちろん猪狩本人には直ぐには伝えられず「ステージにいつ立てるかなとか、治るのかなとか、これには間に合うよねとか、そればっかり言ってました。辛かった。辛かったです…」と声を絞り出した。

 結局、猪狩は事故から10日後に脚が動かないことを知らされたというが、父親は「今回は息子(猪狩の兄)の言葉に励まされました」と涙。事故後は先のことばかり考え、不安になっていた父親へ、息子は「歩けなくたっていいじゃん、生きてるんだから」と伝えてくれたという。

 猪狩自身も電話インタビューで「『命が助かったことが何よりもよかった』と言ってもらえたことと、自分が脚が一生動かないかもと分かった時に『車椅子に乗っていても何だってできるよ』って言ってもらって…」と家族の支えに感謝していた。

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