本上まなみ TOKIO山口の問題「連帯責任みたいになっているのは違う」

 女優の本上まなみが4日、日本テレビ系「スッキリ」に出演。TOKIOの山口達也が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった問題について「事件を起こしたのは山口さん。(TOKIOのメンバーが)連帯責任みたいになっているのは違う。違和感を感じる」と語った。

 番組ではツイッター上に「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」と、福島県民からTOKIOへの支援の声が挙がっていることについて触れた。番組MCで、極楽とんぼの加藤浩次が「福島の方々でTOKIOに勇気をもらっている方が多いと思う。僕はいうこと何もないと思ってしまう」と語ると、本上も「福島の方が応援する番だと、そのこと自体については福島県の方の感情があるということなので、私は何もコメントする立場ではない」と同調した。

 一方で、本上は一連の問題に対するマスコミの報道姿勢にも疑問を投げかけた。「被害に遭われた方の親御さんのコメントで、そっとしておいて頂きたいという内容のお言葉もありました。そういうことがあるからこそ、このことをテレビで何度も放送するのはどうなのかなと」と問題提起。「そこが被害にあわれた方の心情を思うと心配に思ってしまう。それぞれが感じること、思うことはすればいいが、どんどん事が大きくなって広がっているという事態になっている」と、警鐘を鳴らした。

 加藤は「もうテレビでやらないほうがいいということですか?」と尋ねると、本上は「もういいんじゃないか。そっとしておいてくださいの気持ちを汲むことが大事」とうなずいた。

 加藤はMCとしての立場から「そこは我々も難しいですけれどもね。社会的に関心があることをやらなければいけないこともある。他のなにか事件あったときに被害者の方がいたときに、感情を移入しなければいけないとは思うが、じゃあやらないとなると、全部やらないことになってしまう」と主張。本上は「もちろん、そのジャッジは必要ですが」と語った。

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