TOKIO山口語りながら、田村弁護士突然号泣「松岡さんの感情が入ってきて…」

 弁護士の田村勇人氏が3日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に出演。強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となったTOKIOの山口達也について語りながら、突然、声を震わせ涙を流す場面があった。

 田村氏は、ワイドショーやマスコミなどが、あたかも話し手(書き手)が被害者自身であるかのごとく、山口についてバッシングすることについて、そのこと自体が山口の更生を「阻害することになるのでは」とコメント。一方的な論調になりがちな、昨今のSNSを含めた“流れ”を危惧した。

 2日のTOKIOのメンバー4人の会見について、出演者がさまざまな意見を述べていた時のこと。「すみません」と話に割って入る形になった田村氏は、「被害者(16歳女子高生)のお母さまが『山口氏にも将来がある』と言ってくださってるじゃないですか。だから、被害者も許してくれて、みてくれてる、って現状で…」と話し始めると、声を震わせ、「どうやって(山口氏がこれから)更生をしていこう、ということを前提に…」と話したところで、感極まって涙。

 「ごめんなさい、なんか(昨日の)松岡(昌宏)さんの感情が入ってきちゃって、おかしくなってきてるんですけれども」と突然の涙を説明した。

 その後、涙をこらえながら、「人間が(社会に)帰ってくることを前提に、どう接していけばいいか。自分の感情に任せて自分たちがあたかも被害者のように叩く、ってことは、被害者が許してる現状においては、避けた方がいいのではないか。それは山口さんを社会から阻害して、もう一度、同じ道に行かせてしまうことなんじゃないか。ってことは、議論の前提にしないといけないと思います」と見解を語った。

 その上で「それができる(山口さんを責められる)のは被害者の方だけ」と訴えた。

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