吉永小百合 母を最後まで家族で介護「断固として病院を嫌がり…」

 女優・吉永小百合(73)が4日、都内で行われた主演映画「北の桜守」(公開中)のイベントに参加。介護関係者が招待され、だんだん記憶が薄れていく主人公・てつを演じた吉永との質疑応答が行われた。

 介護施設で働いている女性は「温かい映画でした。家族の絆を見直すことができて、母と会いたくなった」と絶賛。吉永に「母親との思い出」を尋ねた。吉永は「母は90歳で他界しました。頭の方はとってもクリアでした。(亡くなる)4年前に病気にかかったんですけど、断固として病院に入るのを嫌がり、家にいたいと。最後はとても1人にしておけないと、家族が入れ替わりでついていました」と回想。

 さらに、自身の体験を振り返り「車イスから普通のイスにチェンジするサポートができなくて…。母と一緒に車イスもろとも転んでしまって、痛い、つらい思いをさせてしまいました。それが亡くなる2カ月くらい前。(そのとき)介護のこととか、そのとき知っておけば良かったと思いました」と無念だった思いを明かしていた。

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