タレントの菊池桃子（４９）が３日、ブログを更新し、ストーカー被害にあったことについて、「家族全員　恐怖で眠れない日が続き、不安な毎日を抱えてきた数ヶ月でした」と明かした。警視庁池袋署は同日までに、菊池に対するストーカー規制法違反の疑いで、元タクシー運転手で無職の飯塚博光容疑者（５６）を逮捕した。

　菊地は「この度は大変ご心配をおかけいたしております。また、お気遣いのお言葉も頂戴いたしておりますことに心より感謝申し上げます」として事件の経緯を記した。「経緯は報道されているとおりで間違いございません」とし、そもそものきっかけについて、昨年の秋に配車システムでタクシーを利用したことがことの発端であるとした。

　菊池は気付かれないように「マスク等で顔を隠し、会話も行く先を伝えただけ」だったという。しかし、飯塚容疑者は声で菊池と気付いたそうで、「降車時のドアサービスで近づいてマスク越しに顔を確認したそうです」と菊池は記した。

　その後は事務所あてに交際等を求めるメールが何度も届くようになり、また、自宅を把握したことから飯塚容疑者は、「ＳＮＳやメールで私や家族に近づくことを示し、直接自宅に押し掛けるようにもなっていました」と行動がエスカレートしていったことを明かした。

　菊池は弁護士や警察に相談し、「強く警告をしていただいていました」とした。しかし、同容疑者が最近になってタクシー会社を退職し、行動が読めなくなり、「危険な状況に発展」していったという。

　菊池は「家族全員　恐怖で眠れない日が続き、不安な毎日を抱えてきた数ヶ月でした」と家族も巻き込まれたことに多大な恐怖を感じていたとし、「現在捜査中ということもありますので、これ以上の詳細は控えさせていただきます」としている。