たけし軍団の一人、ガダルカナル・タカが２日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」の独占インタビューに応じ、師匠であるビートたけしの独立騒動について語った。独立や軍団の“反乱”の原因については、オフィス北野の森昌行社長の「裏切り」にあるなどと激白した。インタビューは２日正午過ぎに行われた。

　軍団メンバーでＳＮＳをやっている水道橋博士、ダンカン、つまみ枝豆、グレート義太夫が１日夜、ブログで今回の独立の経緯について同じ内容の“声明文”を発表。オフィス北野について（１）師匠（たけし）が知らない間に、森社長が、いつの間にか、オフィス北野の筆頭株主になっていた　（２）森社長をはじめ、会社の役員報酬の金額が師匠にとっては容認できない水準になっていた－－の問題が発覚したことを公表した。森社長はたけし、軍団を交えた話し合いの場で改善を約束したが、事態が遅延し、「師匠がしびれをきらして独立」することを決めた、などの経緯を説明した。

　軍団の声明文に対し、森社長は「きわめて不本意（な内容）」とのコメントを発表したが、タカは「森さんが不本意だというのが、我々にとっては不本意なんですよ」と納得がいかない様子。１週間ほど前に森社長に対しては「今回のことをきちんと認めて、たけしさんの所に行って謝罪してほしい」と頼んだが、いまだ“公”の謝罪はなく、「何も動いてくれない」と憤怒。軍団で結束して、今回の声明文公表に踏み切ったことを説明した。

　また、森社長の「裏切り」の内容については「本人（森氏）の給与体系、ほかの数名の高額な年収…驚くような給与体系になってて」と言及した。