GACKT、12年続ける卒業式ライブの影響力 現マネジャーは当時の男子学生

 ミュージシャンのGACKTが21日、TBS系「ビビット」で、12年続けている卒業式サプライズライブの模様を公開、現在、自身のマネジャーが、12年前のサプライズライブのきっかけを作った男子学生であることを明かした。

 番組では毎年恒例となったGACKTの卒業式サプライズライブの密着VTRを放送。GACKTは「自分の影響力が少しでも残っているうちに、(卒業生の)背中を押せたらいいなっていうのは思っていて、やり続けている」と、サプライズライブを自費で行い続ける理由を語った。

 事の発端は12年前。兵庫県の高校生からGACKTのラジオに投稿が届いたことがきっかけ。定員割れの危機の学校を救って欲しいという願いに、GACKTは自らの活動で入学希望者を増やせたら卒業式で歌うことを約束。見事男子高校生は努力して定員割れを回避し、GACKTは卒業式でライブを開催、約束が果たされた。

 その時に手紙を送った男性が、現在29歳となった田中涼さん。「今、GACKTのマネジャーとドライバーをやってます」と、4年前から、マネジャーに就任し、自分がきっかけとなった卒業式サプライズライブにも携わるようになったという。

 今年は「GACKTさんの背中を同級生に見て欲しい」という日本女子体育大学附属二階堂高校の女生徒の願いが叶い、GACKTは「野に咲く花のように」を熱唱。その女子生徒は腰を抜かして喜んだ。

 このVTRを見たオリエンタルラジオの中田敦彦は「この子が2代目のマネジャーになるんじゃないか。それぐらい(卒業式ライブは)影響力がある」と、GACKTの威力に感服していた。

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