藤井六段 中学の修了式に出席「さらなる高みを目指していく」

 最年少棋士・藤井聡太六段(15)が20日、名古屋大学教育学部付属中学校の修了式に出席した。日本将棋連盟を通して「卒業というひとつの節目に際し、気持ちを新たにさらなる高みを目指していく所存です」と決意を語った。

 藤井六段は「これからの3年間で将棋が強くなることはもちろん、いろいろなことを吸収したい」と進学を決断。昨年10月、高校への進学の意向を公表した。進学を公表した直後の取材では「時間的な制約はある程度あるが、集中すれば強くなれると思う」と話し、「これからも今まで通り、落ち着いて強くなることを目指していきたい」と意気込みをみせた。

 藤井六段は史上5人目の中学生棋士としてデビュー。中学生で初めて六段に昇段したほか、中学生棋士として初の一般棋戦優勝、年度記録の四冠達成も果たした。

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