宮地真緒、昨秋共演の大杉漣さんを悼む「不思議な心境」

 女優の宮地真緒(34)が6日、東京・銀座の広島県ブランドショップ「TAU」で行われたイベント「東広島の日本酒で、広島はしご牡蠣 with 映画『恋のしずく』」に、同作のメガホンを取った瀬木直貴(54)と出席。今秋公開の同作で共演し、2月21日に66歳の若さで急逝した俳優・大杉漣さんを悼んだ。

 同作は昨年秋にオール広島ロケで撮影。宮地は酒米農家の娘役を、大杉さんは酒蔵の蔵元役を演じた。宮地は当時を振り返りつつ、「例えば、(亡くなる)兆候があれば、まだ悲しめるんですけど、そこまで気持ちが追いついていない。不思議な心境です」としんみり語った。

 宮地にとっては、出世作となる02年のNHK連続テレビ小説「まんてん」でも共演した間柄。その後も多くの共演機会があったとし、「『大杉漣さんみたいになりたいな』と思うほど、素敵な役者さん。人生の大先輩としていろんなことを教えていただいて…。博識な方で、お話している時が本当に楽しくて。人としても、とても豊かで」と懐かしんだ。 この日のイベントでは、作中で生まれた架空の日本酒「鯉幟」を再現したものを2人で試飲。撮影のため約1カ月、東広島市に滞在し、撮影後はほぼ毎日飲みに出かけていたという“酒豪”の宮地は、ぐい飲みに入った鯉幟を悠々と飲み干し「おいしい!本当にさわやかで、フルーティーでもあって、女性が飲みやすいお酒なんじゃないかな」と笑顔でコメントした。

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