「ニュース女子」3月末で終了 東京MXテレビがホームページで発表
東京MXテレビは1日、情報バラエティー番組「ニュース女子」の放送を3月末で終了するとホームページで発表した。同番組を巡っては、沖縄の基地反対運動を扱った内容が一方的などとする批判が出ていた。事実上の放送打ち切りとみられる。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は昨年12月、十分な裏付けがない内容を、適正に考査せずに放送したとして「重大な放送倫理違反があった」とする意見を公表した。
番組は、化粧品会社DHCの子会社が制作し、MXは完成版の納品を受けて放送している。MXは「番組の制作主体をMXに移したいとの意向をDHC側に申し入れたが、協議が不調に終わったため、当社での放送を終了する」としている。