昨年の「日本レコード大賞」最優秀新人賞に輝いた９人組女性アイドル・つばきファクトリーが２２日、東京・ディファ有明で初のワンマンライブ「つばきファクトリー　ワンマンＬＩＶＥ～Ｆｉｒｓｔ　Ｂｌｏｓｓｏｍ～」を行った。

　１年前にメジャーデビューシングル発売イベントを行った思い出の地で、１１００人が見守る中、２１日にリリースされたサードシングル「低温火傷／春恋歌／Ｉ　Ｎｅｅｄ　Ｙｏｕ～夜空の観覧車～」など全１４曲を熱唱。４月１５日の群馬・高崎を皮切りに大阪、福岡、横浜など全国９カ所での初の単独ライブハウスツアーも発表された。サプライズだったため、涙するメンバーもいた。

　開演前には取材に応じ、２１日付オリコンデイリーチャートで２位を記録した新曲について、サブリーダー・小片リサは「いい一歩を踏み出せたんじゃないかと思います」と語るとともに、レコ大や日本有線大賞の新人賞受賞以降の流れについて「おめでとうって言ってくださる方が増えました。プレッシャーもありますが、向上心もあります」と前向きにコメントした。

　また、日本勢の活躍が目立つ平昌五輪の話題も。岸本ゆめのがパシュートで金メダルを獲得した日本女子団体チームの高木美帆選手について、試合前に好きなアーティストの音楽を聴いているという話で盛り上がり、「つばきファクトリーにも『Ｊｕｓｔ　Ｔｒｙ！』のような明るい前向きな曲が多いので、いつか聴いてほしいですね」とアピール。

　初の４強進出を決めたカーリング女子日本代表と同じ北海道出身の谷本安美は「私もその波に乗っていけたら」と笑顔。リーダーの山岸理子はフィギュアスケート女子日本代表に向け、グループを代表して「（「初恋サンライズ」で全員が跳ぶ）“サンライズジャンプ”のように、超高いジャンプをして頑張ってください！」とエールを送った。