眞子さま・小室さん結婚延期で波紋 「なぜ」「困難2人で乗り切って」

 秋篠宮家の長女眞子さま(26)と、国際基督教大(ICU)時代の同級生、小室圭さん(26)の結婚延期が発表されてから一夜明けた7日、ゆかりの人々からは、改めて戸惑いや驚きが広がる一方、励ましの声も聞かれた。小室さんはこの日、沈黙を守り続けた前夜と変わって笑顔で報道陣にあいさつし、東京都内の法律事務所に出勤した。一方、JR東京駅近くにある東大総合研究博物館の関連施設に勤める眞子さまは車に乗って硬い表情で出勤。いずれも胸の内を語ることはなかった。

 「なぜなのか」「困難を乗り越えて」

 秋篠宮ご夫妻と外国訪問を共にしたことがある政府関係者は、婚約が内定し、祝意を伝えたときの、秋篠宮さまのはにかんだ笑顔が印象に残っているという。

 「詳しい事情は分からない」としながらも「一生のことだから、しっかりと行事だけでなく心の準備もして気持ちよく祝福される中で結婚するのがいいだろう」と話す。

 眞子さまが2016年10月、東日本大震災の津波被害に遭った岩手県田野畑村を訪問した際に三陸鉄道島越駅で出迎えた駅長の早野くみ子さん(62)は「長い人生、困難なこともあると思うけど2人で乗り切ってほしい」と激励した。

 3月4日に催されるはずだった結納に当たる「納采(のうさい)の儀」まで1カ月を切った時期の突然の発表。秋篠宮家や眞子さまと長年親交がある学者は、「『なぜだろう』とは感じる。ただ2人で考えた上の決断なら、やむを得ないのではないか」と神妙に受け止めた。

 2010年に神奈川県藤沢市をPRする「湘南江の島海の王子」に小室さんを選んだ市観光協会の山口幸雄会長は「静かに見守るしかない」と言葉少なだった。

 眞子さまは、来年5月の天皇代替わり後もしばらく皇室に残られる。宮内庁は皇位継承順1位の皇嗣(こうし)となる秋篠宮さまのご一家を支える「皇嗣職」を代替わり時に新設することを決めていたが眞子さまの「一時残留」に伴い、皇嗣職の職員を増やすかどうか配置計画を練り直すことになる。

 宮内庁は皇嗣職の新設を見据え、18年度から秋篠宮家を担当する職員を12人増やす。この増員は、眞子さまが11月に予定されていた結婚まで公務をすると想定していたものだったので、変更はない。ただ、19年度に計画していたさらなる増員は、眞子さまを念頭に置いておらず、見通しが立たない状況だという。

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