夏木マリ、ロケ中の地震で津波警報「ショッキングな画」

被災地での撮影を振り返った夏木マリ=東京・飯田橋
被災地での撮影を振り返った夏木マリ=東京・飯田橋
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 歌手の夏木マリ(65)が1日、都内で、10年ぶりの主演映画「生きる街」(3月3日公開)の完成披露試写会に、榊英雄監督(47)と登場した。

 東日本大震災を題材に、夫が津波で行方不明になる民宿のおかみを演じたが、宮城県石巻市でのロケ中にマグニチュード7・4の地震に遭遇。津波警報も発令したといい、「波が引いていき、ショッキングな画でした」と回想した。

 オファーを受けた理由を、「普通のおばさん役が少ないので。普段は妖怪役が多いものですから」と自虐を交えて説明。「監督はいい意味で丸投げしてくれましたが、しつこいとこでは、涙がかれるまで撮るんです。そのシーン、カットされてますけど」とぼやき節もこぼしていた。

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