阿部寛が浮世絵に 写楽作品そっくり!主演映画「のみとり侍」ポスター

 俳優・阿部寛(53)が“浮世絵化”されることが24日、分かった。主演の時代劇映画「のみとり侍」(5月18日公開)のポスターで東洲斎写楽の浮世絵「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」風のショットを披露している。ポスターは手塚治虫さんのイラスト「猫・写楽」もイメージしており、ビッグアーティスト2人のテイストをミックスした形。鶴橋康夫監督(78)も「よくぞここまで」となり切った阿部を絶賛している。

 ポスターは阿部が浮世絵の歌舞伎役者・大谷鬼次と同じようににらみをきかせ、鼻にはのみがピョンと飛び移り、首筋にキスマークが残っているというもの。ポーズやアングルは「-奴江戸兵衛」とまったく同じ。阿部は写楽の浮世絵を見ながら、手の位置や目線の振り方に細かく気を配り、何度も微調整を繰り返しながら撮影に臨んだという。

 ベースは「-奴江戸兵衛」だが、元ネタは手塚治虫さんの「猫・写楽」という作品だ。1984年に開催されたイベント「漫画集団なぜか1001匹猫展」のために描きおろされたイラストで、擬人化された猫がやはり同じポーズを取っており、のみが鼻に飛び移っている。

 「猫・写楽」をイメージしたのは鶴橋康夫監督の思いが反映されたからだった。鶴橋監督は、昨年亡くなった小説家・小松重男さんの短編集「蚤とり侍」を映画化するに当たって、江戸時代の侍の生き方を徹底的にリサーチ。浮世絵、錦絵、春画などを探す中で、新聞に掲載されていた「猫・写楽」を発見した。

 表向きには猫ののみを取る仕事だが、実際には女性に“愛の奉仕”をする「蚤とり」について手塚さんも意識していたかもしれないということが「非常に印象的で、長い間変わらず自分の真ん中に在り続け」ていたという。自身の思い入れがポスターにまで反映されたことに大満足。写楽+手塚のコミカルなテイストを見事に再現した阿部に対しても「よくぞここまで表現してくれた!」と賛辞を送った。

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