テレ朝「やすらぎの郷」関連作、来年放送 倉本聰氏脚本、主演は清野菜名

「やすらぎの刻~道」に主演する清野菜名
「やすらぎの刻~道」を手がける倉本聰氏
「やすらぎの刻~道」に出演する八千草薫
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 脚本家・倉本聰氏(83)が来年4月スタートのテレビ朝日系昼の帯ドラマ枠「やすらぎの刻(とき)~道」(月~金曜、後0・30)を手がけることが23日、分かった。同局が発表した。昨年4月から半年間放送され、大きな反響を呼んだ「やすらぎの郷」の関連作との位置づけで、1年間を通じて放送される。主演は「-郷」にも出演した女優・清野菜名(23)で、晩年を同じく「-郷」に出演した八千草薫(87)が演じる。

 倉本氏が高齢化社会やテレビ業界を取り巻く問題など、さまざまなテーマにメスを入れ、幅広い世代の支持を集めた「やすらぎの郷」の熱も冷めやらぬ中、倉本氏が再びオリジナル大作に挑む。テレビ朝日開局60周年を記念した作品で、すでに昨年から執筆に取りかかっているという。

 「やすらぎの刻」は「-郷」に主演した俳優・石坂浩二(76)演じる作家・菊村栄が、今は亡き“姫”こと九条摂子(八千草)をモデルに、昭和、平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描いた物語を描く劇中劇。描かれたシナリオ世界の主人公を清野、晩年を八千草薫が演じる。清野は「-郷」でも石坂とのプラトニックな恋を繰り広げるなど、重要な役どころを演じていた。

 倉本氏はテレビ朝日を通じて、「このドラマは、昭和・戦中・戦後・平成、日本の豊穣への歴史を辿りながら、それに翻弄される一組の夫婦の“倖せ”への郷愁を探り、描くものである。」とのコメントを発表した。

 17年4月に始まったテレ朝の昼ドラ枠は「やすらぎの郷」(2クール放送)から始まり、同10月から清野が女優・黒柳徹子(84)を演じた「トットちゃん」、今年1月から「越路吹雪物語」と直近の2作は1クールで続いており、1年間の放送は最長。18年度の期間は、同枠を休止し、情報番組「ワイド!スクランブル」を放送する。

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