イモ欽トリオが唯一のアルバム「ポテトボーイズNo.1」を初めてライブで再現

 1980年代の伝説的テレビ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」で誕生したヨシオ=山口良一(62)、ワルオ=西山浩司(56)、フツオ=長江健次(53)の「イモ欽トリオ」が、唯一のアルバム「ポテトボーイズNo.1」(1981年)の再現ライブを初めて行うことが11日、分かった。

 長江がデイリースポーツに明かしたもの。今年で5回目となる、長江が主催する音楽フェス「長江健次Cafe Vol.5 2018」(20~29日、神戸チキンジョージ)の初日に行われる。

 「ハイスクールララバイ」の大ヒットで知られるイモ欽トリオだが、アルバムの方もヒットメーカー、松本隆氏が9曲で作詞を手がけ、作編曲は吉田拓郎、細野晴臣、南こうせつ、故井上大輔氏、ムーンライダースのメンバー、演奏はムーンライダースという、ポップスの隠れ名盤だ。

 イモ欽トリオ名義では2014年、15年に続く3回目の同イベント出演。長江は「去年は西山くんが出られなかったので2年ぶりなんですけど、初めての時はカラオケやったんですよ。前回はバンドでやって」と、年々本格的になってきた経緯を説明する。

 今回は「イモ欽トリオの唯一のアルバム『ポテトボーイズNo.1』を全曲披露ということで。たぶん後にも先にも最後かもしれないという。今、バンドで一生懸命、譜面を上げて、できるように」と、ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)の「ペット・サウンズ」やザ・フーの「トミー」など、世界的にも一大潮流となっている名盤の再現ライブに挑戦することになった。

 長江は「『ポテトボーイズNo.1』を持っている色んな方が名曲だとおっしゃってくれてるけど、その方たちは必見だと思う。たぶん僕たち3人で歌ったことがない曲もあるので。ましてやバンドなんかでやったことないので」と、期待をあおっていた。

 「長江健次Cafe Vol.5 2018」にはサザンオールスターズの松田弘(26日)、シンガー・ソングライターの原田真二(28日)や岸田敏史(23日)、ナイアガラ・トライアングルの伊藤銀次と杉真理(ともに27日)、元スクエアの宮崎隆睦(24日)と仙波清彦(28日)、元THE GOOD-BYEの野村義男(27日)と曾我泰久(25日)、元たまの柳原陽一郎(22日)らが出演する。

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