藤井四段、お年玉は「一応プロ棋士になったので…」 2018年は「飛翔」の年に

 将棋の藤井聡太四段が5日、NHK「おはよう日本」の独占インタビューに応じ、今春高校進学を決めた経緯や、今年の抱負を語った。また正月のお年玉については「一応、プロ棋士になったので」と笑顔で言葉を濁す一幕もあった。

 番組では、昨年破竹の勢いで勝ち進んだ藤井四段に新春インタビュー。お正月の過ごし方について聞かれると「毎年家でのんびり過ごしています」と普通の中学生らしい過ごし方を明かしたが、お年玉は?という質問には「一応、プロ棋士になったので、今年はちょっとどうでしょうか…」と笑顔で言葉を濁す場面も。

 今春からは高校に進学するが、進学を決めるにあたっても、メディアや世間の注目を集めた。高校で過ごす時間を将棋研究に費やすか、進学して将棋以外の視野を広げるか、藤井四段自身も悩み抜いたという。

 だがそこで背中を押したのが、過去、中学生でプロ棋士となった先輩たちの背中。「過去に中学生棋士になられた先生方も全員高校を卒業されていて。本当に羽生先生も将棋界の枠を超えて活躍されていますので、そういった先輩の背中を見て、自分もそれに近づけるようにと思いました。将棋だけでなくてまだまだ色々な事を吸収していきたいという気持ちもあったので」と語った。

 2018年の目標については、色紙に大きく「飛翔」の文字をしたためた。「大きな目標に向けて力強く飛んでいける一年にしたいという思いで、飛翔と書きました。もっと実力を付けてトップに食いついていけるようにしたい」と初々しい笑顔。タイトルという目標についても「じっくり力をつけていきたい」と挑戦に意欲満々で「羽生先生や佐藤(天彦)名人と言ったスター棋士に大舞台で挑戦したいという気持ちはある」とキッパリ。将棋界のタイトル最年少記録である18歳6カ月の更新にも、注目が集まりそうだ。

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