渡辺麻友が感涙 紅白で“最後のセンター曲” AKB卒業

 大みそか恒例のNHK「第68回紅白歌合戦」が31日、東京・NHKホールで行われた。

 AKB48は、メドレーで披露する3曲を視聴者投票で決める企画に挑戦。1位はこの日をもってグループを卒業した渡辺麻友(23)がセンターを務める「11月のアンクレット」に決まり、渡辺は涙を浮かべて感謝し、楽曲を披露した。2位は「365日の紙飛行機」、3位は「大声ダイヤモンド」だった。

 AKBを支え続けた女神の旅立ちに、ファンが最高のはなむけを贈った。紅白史上初めて、歌唱直前に視聴者の投票によって曲が決定する「夢の紅白SPメドレー」で第1位に輝いたのは、このステージをもってAKBを卒業する渡辺の、最後のセンター曲だった。

 12月10日の中間発表では、「-紙飛行機」についで2位だった同曲。渡辺は同26日にAKB48劇場で行った自身の卒業公演や、29日に行われた紅白歌合戦のリハーサルなど、ことあるごとに「1位にしてほしいです!」と強く訴え、この日の発表前も「本日をもってAKB48を卒業となりますので、11月のアンクレットを絶対歌いたいと思います」と言い切った。

 そして迎えた最終発表。1位が確定した瞬間、渡辺は左手で口を押さえ、目には感激の涙をいっぱいにためて喜びを表した。同期の柏木由紀(26)や、総選挙でしのぎを削った盟友・指原莉乃(25)も大喜びだった。3位「大声-」と、2位「-紙飛行機」を超ショートバージョンで披露し、満を持して渡辺がセンターに姿を見せると、会場は万雷の拍手に包まれた。

 メンバーに祝福されながら歌い切り、振り付け通りステージ中央前方にマイクを置いた渡辺は「うれしさと感動で胸がいっぱいになって、涙が出てしまいました。最後はラストのセンターシングルを歌いたいと思っていたので、感謝してもしきれない気持ちです」と、感無量の様子だった。まさに有終の美で、11年間のAKB人生を締めくくった。

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