ABC浦川アナ 番組で瞳潤ませ、突然の卒業発表 局側は「喉の不調」と説明

 ABC(朝日放送)・浦川泰幸アナウンサー(46)が28日、キャスターを務める報道情報番組「キャスト」(月~金曜、後4・58)で、番組を降板することを発表した。同局は、デイリースポーツの取材に対し、降板理由について「喉の不調で声が出にくい状態。今後、帯番組に出続けるのは難しい状況と判断しました」と説明した。今後も退社せず、アナウンス部に籍を置くという。

 浦川アナは今月5日から番組を休演しており、「体調不良」とだけ説明されていたため、心配する声が集まっていた。

 天気予報が終わり、CM明けのエンディングで、この日の1部にも2部にも出演していなかった浦川アナの姿が画面に映し出された。「みなさん、こんばんは、浦川泰幸です。長い間お休みをいただき、テレビをご覧の皆様には大変ご心配とご迷惑をお掛けしました。私、浦川泰幸は2年9カ月担当いたしましたこの番組『キャスト』をきょうをもって卒業することになりました。これまで番組をご覧いただいた皆様、応援してくださった皆様、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。どうぞこれからもキャストの応援を…」というところで番組は終了した。

 浦川アナの目は潤んでいたように見えた。

 同局は、降板理由について「喉の不調で声が出にくい状態です」と説明。帯番組の出演は困難である状態であるとし、「それ以上は、プライベートなので(説明を)控えさせていただく」と詳細な病名などは明かさなかった。

 浦川アナは「パネルクイズ アタック25」の2代目司会や、関西では高視聴率を記録する朝の情報番組「おはよう朝日です」の司会などを歴任。2015年から「キャスト」のメーンキャスターに就任し、同局の看板アナとして活躍している。

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